・男女の脳の特性を知って、夫婦関係を良くする

・人間関係の悩み改善

男性の脳と女性の脳はこんなにも違う!?お互いの脳の特性を知ることで、相手の行動が理解できると楽になります。


夫婦関係は改善できる!


「夫婦って、うまくいかないもんだな~」って思ってる方、結構多いんじゃないでしょうか??

私も昔はそんなこともあったし、離婚を真剣に考えた時期もあったっけ。

全く口を利かず、「おはよう」とか「おかえり」とかの挨拶さえしない時期が1年くらい続いたときがあって、それは私が一方的に起こしたストライキだったから、夫にしてみれば1年も私から無視され続けて、何が起こったのかもわからず、困惑の日々だったろうよ・・・かわいそうに。苦笑

それが今では、「私は夫に看取ってもらって、『あなたのおかげで幸せな人生だった』と伝えて旅立ちたい」って思ってるくらい、夫を愛しているし、大切に思っています。(あっ、介護背負わせてごめんwww)

どうしてここまで夫婦関係を改善することができたのか、いろいろ学び、いろんな手法を取り入れたわけですが、今日は脳科学の観点から見ていきましょう!


男性脳の特性

男性の脳には「狩猟時代」が残ってる!?

夫婦関係の改善に、脳のことを知るって、めちゃくちゃ大事です。

まず男性の脳ってね、令和時代の今も、狩猟時代に取り残されてます!!

女性の皆さまーーー、そこ、理解してあげて!!笑

当時の私はそこを知らんかったので、夫は阿呆野郎なんだと思ってました(言い方よwww)

でも違ったのよ、そうじゃないのー!

マンモス狩ってた時代の脳ミソの状態で、一生懸命に現代社会を生きてるのよ!!

決して男性をバカにしているわけではないので、男性読者の皆さま、ご容赦くださいね。

ちょっとカチンと来ても、ぜひこのまま読み進めていただきたい!!



男性脳に課せられた使命とは

男性は脳の仕組み的に、そもそも狩りたいの、ハンティングしたいの。

奥様方、

「うちの夫、何度も同じことばかり言わせるのよ。ハイハイって返事はするけど、私の言葉なんて、本気で聴いてないのよ」

「家事を頼んでも、全然こちらが思った通りにしてくれないの」

「いつも仕事ばかりで、家族サービスしてくれなくて・・・」

「共感してほしいだけなのに、理論を押し付けてきたり、正論を振りかざすの」

「数字とか勝敗にすっごくこだわるから、ついてけない」

・・・なんて嘆くなかれ。

男性は、マンモスを狩りに行かねばならないので、細かいことを気にしているよりも、理路整然と分析し、目的・目標を絞って、過去のデータとかも大事にして、前に進まねばならんのだ。

熱くなって、目標物しか見えなくなるし、情緒で動くよりも計算して動かねばならんし、細々としたことに意識削がれてる場合じゃないのだ。

そして誰よりも大きいマンモスを仕留めたい!!!っていう欲求があるんだ。

勝たねばならんのだ、己にも、周りにも、マンモスにも。

一番でかいマンモス狩ってきて、女子供に食わせてやらねばならぬのだから、脱いで丸まった靴下を伸ばして洗濯機に入れて・・・とか、子どもの子守りをしながら掃除しつつ晩ごはんの献立を考える・・・などというのは、男性脳には本来プログラミングされていない作業なのですよ。

時代を生き抜くために、そういうことも必要で、後からインストールされて、上手くいってる男性方も増えてはいるけど、本来の男性脳はマンモスを狩りに行っていた脳なんだと受け止めると、なるほどと思います。

私の夫も阿保野郎ではなく、原始が残った脳だったってわけですwww


女性脳の特性

女性脳は忘れない

女性の脳はそうそう簡単に忘れません。

過去、夫から言われて傷付いたことや、夫からされて嫌だったことを、1年前のことだろうが3年前のことだろうが、下手すると10年前のことだって、さも昨日の出来事のように思い出すことができます。

「あなた、あの時だって、ああだったじゃない!!」とか言われて、「まだあの時のこと、根に持ってんの!?」みたいなことが、夫婦げんかするたびに引っ張り出されてうんざり・・・って、男性側にとっては、あるあるですよね。

(うちの母は、50年前の新婚旅行の時のケンカをいまだに引き合いに出します。50年って、さすがに父が不憫www)

でも、女性が不安に感じたことや不快だったことを、いつでも鮮度が高い状態で思い出せるのは、子育てをするために必要なことからです。

過去の失敗・危険・不安・不快を瞬時に思い出し、瞬発的に危機回避できないと、子育てができないのです。

だから女性は過去のネガティブ体験をしっかりインプットし、いつでも取り出せる態勢にしておくのです。

男性のみなさま、女性は恨みがましく根に持つ、なんて思っちゃいけませんよ。

子育てのための有能なセンサーゆえ、です。

女性脳はマルチタスク

そして女性は、夫がマンモスを狩りに行ってる間に、村のコミュニティの中で人間関係を築きつつ、子供を危険から守り育てつつ、家の中を安心安全な場に保つってこともしなくちゃならないので、一度にいろんなことをこなせる、マルチタスクな脳なんです。

右脳と左脳を繋ぐパイプの太さも女性の方が太いので、情報が右脳と左脳を行ったり来たり、器用に同時進行できちゃうし、コミュニケーションを取るのも元来得意なの。

子供の様子をいち早く察知しなくちゃ子育てはできないので、女性は勘もいいし、情感も豊かだし、場の空気を読む力もあるしコミュニティを作るための、おもてなし力にも長けてます。

現代社会は女性脳が有利

現代社会って、どちらかというと女性脳的なマルチタスク力とコミュ力、おもてなし力なんかが重要なもんで、男性は女性に比べて、ものすごくハンデがあるの。

今の時代って、女性は能力を存分に活かせる時代になり、男性は女性より努力が必要な時代なんです。

(もちろんすべての女性がそうであるとも言えません。女性でも男性以上にコミュニケーションが不得意で悩まれている方もいるので、一概には言えない部分もありますが、往々にして、脳の特性には男女差があるということは事実です。)

そんな現代社会で、ハンデを背負いつつも一生懸命に生き抜いている男性陣って、スゴイと思いません?

私はこれを知ってから、夫を見る目が激変しました。

そっか、私たち家族を守り、養おうと、外で戦ってくれてるんだなーと。


脳の特性を理解したことで起こった、夫婦の変化 ~我が家の場合~

男性脳の特性を理解して接する

で、脳の男女差を知った私。

夫が何度も同じことを言わせるのも、「マンモス狩りに行く脳だからな、細かいこと気にしてる場合じゃないんだな。ベビースター、毎回こぼすのが直らないのも脳の構造上の問題か?」と興味深く観察。

そんで、うちの夫は営業職なんでね、マンモス=契約と私は捉えているんだけど。

朝には、今日も頑張ってマンモス(契約)獲ってきてね!と心の中で応援しつつ、にこやかに送り出す。(←ここ大事。)

夜には、その日、どんな大きなマンモス(契約)を獲ってきたか、今日の狩りについて傾聴し、称賛する。(←ここ大事。)

そんなふうにしてます。

いや、本当に、バカにしてるんでも何でもなく、本気で尊敬と感謝の念を持って、これをやってるわけです。

理解しようとしたら理解された!

人って、自分の気持ちや行動を傾聴してもらったり、認め、励ましてもらえたりすると、相手に対しても同じように接するようになるもんです。

いつしか夫は私の話もすごーーーくよく聴いてくれるようになったし、とにかく褒めてくれるし、認めてくれるようになって、えーーー、私の行動、こんなに見守ってくれていたの!?と感動するレベルです。

何なら私の両親に、私の素晴らしさを語ってくれるので、うちの両親としても、娘が褒めちぎられて大喜びなわけです。

家庭内の細々としたことも、自然と気付いてやってくれるようになりました。

人は鏡であり、相手を変えたければ、まず自分が変わることとよく言われますが、まさにこれ。

鏡の中の相手をいくら変えようとしたって、無理よね。

やったことが返ってくる、これはエネルギーの法則でもあります。

この辺のお話はまた別記事で。


補足

とまぁ、今日の脳科学の話でしたが、先ほども述べたように、全てがこうだとは言い切れません。

すべての男性が男性脳ではないでしょうし、女性以上に女性的な細やかな配慮ができる脳を持ってる男性もいるでしょう。

女性でも、ハンターの脳を持っている方や、マルチタスクが苦手な方もいるでしょう。

あくまで、脳の特性として、こういう傾向が強いよ、というだけの話。

(そもそも男性・女性というくくりすら、時代的にどうなの?と思う方もいるかもですね。)

それでも脳の特性を知るって面白いし、なにより、相手を責めるんじゃなく「脳の構造か?面白い!」とイライラせずに見れるようになってきます。

もちろん自分のことも、「女性脳あるあるだな~」って笑えて来ることも。

こんな視点を持ってみる、というのも、夫婦関係改善に役立つかなと思います♪


まとめ

・男性脳は狩猟時代の名残がある
・女性脳はマルチタスクで、現代社会を生き延びるのに有利
・お互いの脳の特性を理解して実践
・理解すると理解される

いかがでしたか?

脳科学だけでは夫婦関係の完全なる改善はできないかもしれませんが、相手を理解するという点においては役に立つ考え方のひとつだと思います。

あなたの夫婦関係、パートナーシップも素敵なものになりますように!

コメント

タイトルとURLをコピーしました